視床下部過誤腫センター

視床下部過誤腫センター

お知らせ

  • 海外の「視床下部過誤腫」患者会のホームページに当院が紹介されました

     欧米を中心とした視床下部過誤腫の患者会「Hope for Hypothalamic Hamartoma」のホームページに当院が紹介されました。
    視床下部過誤腫の治療のため2015年に入院していたマティアス・ピーターソンさんのご家族(米国)が、当院での治療の思い出を掲載しています。
    http://www.hopeforhh.org/featuredfamily/mattiasfamily-1.html

  • 2016年4月5日の「新潟日報」に当院・視床下部過誤腫センターの研究業績が掲載されました。

     てんかん発作の原因になるとされる「視床下部過誤腫」の原因となる遺伝子の変異を西新潟中央病院、浜松医科大学、横浜市立大学などの共同研究グループが発見しました。 この病気は脳の深部に「過誤腫(かごしゅ)」と呼ばれる腫瘍が生じて、てんかん発作を起こします。当院の亀山茂樹名誉院長が新しい手術方法を開発し、治療が可能になりました。

  • 「週刊文春」に当院の視床下部過誤腫センターが紹介されました

     「週刊文春」2015年4月16日号の記事「脳疾患治療最前線」で、当院の視床下部過誤腫センターが紹介されました。
    「笑い発作」という、治療困難なてんかん発作を引き起こす視床下部過誤腫。
    これに対して同センターで実施されている「定位温熱凝固術」は、先端医療として世界的に注目されています。
    ぜひご一読ください。

  • ブルガリアの文化交流・友好支援団体ソフィアクラブから感謝状を授与されました。(2013.4)

センター長

白水 洋史

所属科

専門外来

概要

当院では、視床下部過誤腫センターを2008年5月に開設し、独立したセンターとして運営しています。

視床下部過誤腫は20万人に1人という稀少疾患であり、これまで情報が乏しく、その治療法に関する理解が少なく、良い治療が受けられなかった患者さんやご家族の皆さんに正しい情報と優れた治療を提供することがこのセンターの設立の目的です。
2014年末に130例の手術件数を超えましたが、重大な合併症を認めていません。

  • 笑い発作や視床下部過誤腫、定位温熱凝固術について詳しくお知りになりたい方はこちら
  • 病院のことをもっと知りたい方はこちら
手術件数年次推移  世界から国立病院機構西新潟中央病院へ (画像クリックで拡大します)

笑い発作

笑い発作は難治性の珍しいてんかん発作で、生後2歳前に発病します。その原因は視床下部過誤腫です。発作は毎日有り、患者さんごとで笑い方がステレオタイプ(いつも同じこと)であり、大笑い、クスクス笑い、ニヤニヤ笑いなどです。楽しさや感情を伴わない病的笑いに近いことも特徴的です。

症例紹介

視床下部過誤腫

脳の最深部に存在することから、脳神経外科手術の中でも難易度の最も高い手術とされてきました。当院では1997年に定位温熱凝固術を開発し、2013年9月で100例に手術を行って、それが他の術式と比べて最も安全で有効性の高いものであることを実証して順次発表してきています。 単一の術式で過誤腫の大きさや形状に関係なく適応できるのは当院の術式のみです。

  1. Fukuda M, Kameyama S, Wachi M, Tanaka R (1999) Stereotaxy for hypothalamic hamartoma with intractable gelastic seizures: technical case report. Neurosurgery 44:1347-1350.
  2. Homma J, Kameyama S, Masuda H, Ueno T, Fujimoto A, Oishi M, Fukuda M (2007)Stereotactic radiofrequency thermocoagulation for hypothalamic hamartoma with intractable gelastic seizures. Epilepsy Res 76 :15-21.
  3. Kameyama S, Murakami H, Masuda H, Sugiyama I (2009) Minimally invasive magnetic resonance imaging-guided stereotactic radiofrequency thermocoagulation for epileptogenic hypothalamic hamartomas. Neurosurgery 65:438-449.
  4. Kameyama S, Masuda H, Murakami H. Ictogenesis and symptomatogenesis of gelastic seizures in hypothalamic hamartomas: An ictal SPECT study. Epilepsia. 2010 Nov;51(11):2270-9.

診療のご案内

外来診療(初診)について

可能な方は、以下の視床下部過誤腫質問票をご記入の上、初診時にお持ちください。

外来受診案内のページをご覧下さい。

てんかん外来のページをご覧ください。

医師紹介

医師紹介のページをご覧ください。