リハビリテーション科

リハビリテーション科

理学療法部門

理学療法士14名、鍼マッサージ師1名で、個別の入院、外来リハビリ及び、集団での難病リハビリを行っております。弊院は、呼吸器センターであり、てんかんセンターです。また県内で唯一、難病相談支援センターが設置されている病院でもあるため、幅広い年齢で様々な疾患の患者さんが理学療法に来られます。

難病の患者さんには

難病の患者さんには

神経内科、脳外科、小児科領域より幅広い年齢で、様々な難病の患者さんを対象としています。日常生活動作を基本とした運動療法や、補装具の調製(車椅子や杖、装具など)、家族へ運動指導、介助方法、家屋改修アドバイスを行い、患者さんが出来る限り住宅で生活し社会参加できるようサポートします。特に弊院の特徴として、パーキンソン病の外科的治療や薬の調製時には早期から積極的に運動を開始します。長期入院患者さんには、現身体機能が低下しないよう、廃用の予防を中心として姿勢や移動手段を確立し、QOLの向上を図ります。

 

胸部呼吸器疾患の患者さんには

胸部呼吸器疾患の患者さんには

対象疾患として、主に慢性閉塞性肺疾患(COPD)や肺結核後遺症などの慢性呼吸器疾患全盤を対象としています。まず、呼吸法、呼吸介助、呼吸筋ストレッチ体操などにより息切れの軽減を図ります。次に、個々の患者さんに合わせた運動療法により日常生活における労作時の息切れの軽減を図っていきます。包括的呼吸リハビリテーション入院プログラムでは、他職種との連携で進められていきます。その他、胸部外科手術前後の患者さんや神経筋疾患の患者さんに対して呼吸法や排痰法などの指導も行っており、”呼吸”に悩む患者さん全般を対象に行っています。

 

てんかんの患者さんには

てんかんの患者さんには

小児科・脳外科領域より、てんかん発作をお持ちの方を対象としています。小児では年齢や状態に合わせて、おもちゃを使いながら子どもの自発的活動を促し、身体とこころの両面から発達を援助しています。また、外科的手術後に一時的に麻痺が生じた場合、早期から運動を行うことで廃用を予防し、麻痺の回復を促しています。てんかん患者さんは発作で転倒してしまうため、日常生活を制限される場合があります。そんな方には運動不足による体力低下や肥満、ストレス解消のために自転車などの全身運動を行っています。

 

重症心身障害患者さんには

重症心身障害患者さんには

基本的には、活動できる重症心身障害施設をめざしています。一人一人の患者さんのQOLを大切にして、姿勢管理・呼吸管理・母親援助をも含めた生活指導を行っています。また、機能的には少しずつでも生活活動が行いやすくなるよう運動発達に基づいた治療を行っています。

 

整形外科疾患の患者さんには

整形外科疾患の患者さんには

整形外科領域より、脊椎疾患や下肢の骨折、人工関節などの手術前後の患者さんや、痛みのある患者さんを対象としています。主に関節可動域、筋力強化、歩行、日常生活動作の練習などを行います。また症状に応じて、物理療法(電気治療など)やマッサージなどの手技を用いて、痛みの治療を行っています。そして医師の処方に基づいて靴・装具の検討や、必要に応じて杖・福祉用具の相談などもお受けしています。

 

ページの先頭へ

難病リハビリテーション

イベント紹介

12月10日に難病リハビリテーション部門のクリスマス会が開催されました。 神経内科医師らの歌から始まり、患者さんのカラオケなどで多いに盛り上がりました。 大勢の患者さんにご参加いただき、感謝申し上げます。

難病リハビリテーションについて

難病リハビリテーション

2005年5月より、パーキンソン病や脊髄小脳変性症をはじめとする在宅難病患者さんを対象に難病リハビリテーションを行っています。
この事業は、”集団”の力を利用して身体的・精神的活動を援助することを目的としています。具体的には、日常生活活動や運動機能の低下の防止、外出機会の増大(閉じこもり防止)、患者さん同士の交流の場の提供(ピア・カウンセリング)などに取り組んでいます。また、一方で介護者の介護ストレスの解消にもなればと考えています

実施日

難病リハビリテーション
 
実施日

※診察は、神経内科医が交替で行っています。

一日の流れ
09:00~09:30 看護師による体温と血圧の測定
09:30~10:00 医師による診察
10:00~11:30 理学療法士による集団体操やレクリエーション
12:00~13:30 昼食と休憩・雑談
13:30~15:00 作業療法士による作業療法
(貼り子や革細工などの作品づくり)、
個別運動、特別企画など
15:00~ 解散・帰宅

 

参加方法

参加方法

主治医より難病リハビリ希望する旨の紹介状を作成していただき弊院神経内科を受診して下さい。

なお、見学やボランティア希望者も大歓迎です。
下記にご連絡ください。

連絡先:025-267-4366 リハビリテーション科 理学療法士長

 

QOL=Quality Of Life:その人の持っている価値観

ページの先頭へ

作業療法部門

弊院の作業療法部門は、1995年7月1日に新病院「国立療養所西新潟中央病院」発足と同時に始まりました。その機能は各診療科目における専門医療に加え、教育研究の基幹施設にもなっています。

現在、スタッフ数は6名の体制で運営されており、リハビリテーション科の一翼を担うべく、幅広い分野に対しリハビリテーションを行っています。

神経疾患の作業療法では

神経疾患の作業療法では

長期療養に伴う機能低下を防ぎ、持てる能力を最大限発揮できるようアプローチを行っていくと共に生活活動への参加を促します。使いやすい箸やスプーンなどの自助具を導入し、生活の自立を援助することも重要な役割となっています。

また、意思疎通が困難な方に対しては、コミュニケーションを図ることができるように文字盤やコンピュータを利用し、周囲との関係を再獲得していけるよう援助を行っています。

 

脳血管障害の作業療法では

脳血管障害の作業療法では

入院早期から、様々な治療技術を駆使して麻痺した手の機能回復を促すと共に、記憶や理解力など、脳の高次機能障害から起こる問題に対しても幅広い角度から治療を行っています。また、障害を負った患者さんの生活を早くから自立できるように、食事やトイレ動作、調理など、具体的な生活活動の再獲得に対してもアプローチを行っています。

 

てんかんの作業療法では

てんかんの作業療法では

患者さんごとに興味のある作品作りや軽作業を用い、生活習慣にリズムをつけたり、就職に対するサポートをしたりするなどして生活の質を高め、活動範囲を広げる援助を行っています。

また、手の動きに障害のある方には機能改善を図るリハビリを行って、日常生活で自立を図るアプローチを行っています。

 

整形外科疾患の作業療法では

整形外科疾患の作業療法では

骨折や手術後の後遺症に対する機能改善はもちろんのこと、急性や慢性に患う関節痛に対しても、様々な技術を用いた治療を行っています。。

また、機能障害が重度の方には動作をサポートするための装具を作成し、日常生活上の困難を軽減できるようにアプローチを行っています

 

呼吸器疾患の作業療法では

呼吸器疾患の作業療法では

主に息苦しさが招く生活活動の制約に対しアプローチを行います。「息苦しいから動作を急ぐ」のではなく、「息苦しいからこそゆっくり動作を行える」ように、着替えやトイレ、入浴など、負荷を軽減できるよう工夫した生活動作を指導し、練習していきます。

また、病室や自宅等の生活環境に対しては日常生活を安楽に過ごしていただけるように、ポータブルトイレや浴室用手すりなど、補助具を選定・設置し、効率的に日常生活を送っていただけるよう環境セッティングを行っています。

 

ページの先頭へ

言語聴覚療法部門

現在3名の言語聴覚士が在籍し、お子さん~成人の方まで、ことばや飲み込みに関する様々な問題を抱えていらっしゃる患者(児)さんやそのご家族に対し、個別で対応しています。

当言語療法室では主に以下のような症状をお持ちの方に対し、言語療法や摂食嚥下機能療法を行っています。

対象とするお子さんに対しては・・・

対象とするお子さんに対しては・・・
  • ことばの発達に遅れがあるお子さん
  • 知的な発達に遅れがあるお子さん
  • 発音の発達に遅れがあるお子さん
  • 食べることの発達の遅れがあるお子さん
  • 吃音(どもり)の症状がみられるお子さん
  • 広汎性発達障害(自閉症、アスペルガー症候群 etc)により他者との円滑なコミュニケーションを   図ることが困難なお子さん
  • 学習障害(LD)で読み・書き・計算などに困難さがあるお子さん

 

対象とする成人の方に対しては・・・

対象とする成人の方に対しては・・・
脳血管障害後に起こる症状をお持ちの方
  • 失語症(ことばがうまく出ない、ことばを正確に理解できないなど)
  • 記憶障害など高次脳機能障害
  • 構音障害(舌などの動きが悪くうまく発音できない)
  • 嚥下障害(飲み込みがうまくできない、むせるなど)
神経筋難病(パーキンソン病、脊髄小脳変性症など)により起こる症状をお持ちの方
  • 構音障害(大きい声がでない、話すスピードの調節ができないなど)
  • 嚥下障害(飲み込みがうまくできない、むせる など)

 

その他様々な症状をお持ちの患者(児)さんに対して評価を行い、個別での訓練・セラピーを行います。

また少しでも円滑なコミュニケーションを図れるよう、本人・家族へ指導や助言も行います。

また、嚥下障害をお持ちの患者(児)さんに対しては必要に応じて嚥下造影検査(VF)や喉頭内視鏡検査(VE)を用いた詳細な評価を実施しております。そしてそれを基に訓練やより安全な食べ方、食事内容の指導を行っています。